そもそもGoogleアプリへリリースするためにAPIというものが必要と言う話をさらっと前の記事で書きましたがじゃあAPIってどうやってあげりゃいいのよ?っていうお話を書こうと思います
Unityを使っていればUnityHubというところから使えるようにするのですがそこから導入するとAPIレベルが足りない場合があります
実際にアンドロイドビルドするとなるとデフォルトで入っているAPIレベルのものが自動的に入るような仕組みになっています
ですが前述のとおりAPIレベルが不足していたらGoogleへアプリ提出すらできない事態に陥ってしまいます
なので手動でAPIレベルを上げる必要となるのです
前提条件:
アンドロイドスタジオインストール済み
Unity2021.1.16f以降(私の使用している環境)
具体的な方法
最新版アンドロイドスタジオを使うとUI自体が変わっており古いアンドロイドスタジオを使っている記事だと微妙に違ってしまい混乱してしまうと思います
私の使用環境はアンドロイドスタジオ 2021.2.1
画面にシマリスが出てくるものを使用しています
まずはアンドロイドスタジオを立ち上げるとProjectsの画面になっていると思います
まずはアンドロイドスタジオ自体のアップデートをやりましょう
(やる必要のない人はスキップしてください)
その画面のまま左下の歯車をクリックし一番下のチェックforアップデートをクリック
そうすると右のほうに通知が出るのでクリックし画面の指示に従えば問題なくアップデートできます
ここから本題
APIレベルを手動で上げるには対象のものが必要になります
じゃあどこから落としてくるの?という疑問が出ると思います
結論、Projectsの右上の三点ボタンからSDKマネージャーを選択し落としたいファイルをチェックしダウンロードするだけ
Googleなどの検索エンジンで書かれている記事が妙に古い記事ばかりで気づくの時間かかりました・・・
なのでAndroid12以降のファイルを今のうち全部ここで落としてしまいましょう
現時点ではAPI33まで出ているはず
API31から33のものをチェックを入れてOKボタンを押してダウンロードしましょう
一番上のものはちょっとわからないので触らないのが無難
これで必要なSDKがアンドロイドスタジオで入手できました
さて次はUnityでどうやって反映したらいいのか
アンドロイドスタジオでダウンロードした場所を確認する方法はまたSDKマネージャーを開き保存した先(Android SDK Locatioon)をメモなど適当なところに書いて保存
私は毎度デスクトップに保存しています
後で使います
手動でそのファイルにアクセスするとplatformsというフォルダの中にandroid-31というものが入っています
これをコピーして適当なところにペーストしてください
私はいつもデスクトップに保存します
コピーし終えたら次はUnityでの設定に移ります
Unity側の設定:
先ほどの手順とほぼ一緒になります
まずUnityHubが保存している先を見つけ出します
編集→環境設定→外部ツール→AndroidSDK
右側にあるCopyPathをクリックしたあと適当なフォルダにそのままペースト
そうすると該当の場所に飛びます
ここでも同じようにplatformsフォルダがあるのでダブルクリックをするとandroind-29があると思います(環境によって中身が違いますがやることは共通しています)
この場所に先ほどデスクトップにコピーしてきたフォルダをそのまま入れてしまいましょう
これでアンドロイドスタジオから持ってきたSDKを認識できるようになりました
あとはビルド設定からターゲットAPIレベルを設定(Android12またはAPI31と書いている)したら終了となります
アンドロイドスタジオのパス自体を直接入れる方法:
アンドロイドスタジオの直接パス指定すればよくね?って思いますがおっしゃる通り
Unity側から設定して直接読み込ますこともできます
やり方は前述に書いた
編集→環境設定→外部ツール→AndroidSDKのチェックをはずし前述でデスクトップに保存したアンドロイドスタジオが保存している個所をコピペしてくるだけ
ここらへんはお好みで好きなほうを使ってください
私はわかりやすいファイル自体を持ってくるほうを選びました
古い記事は妙にずれいたりほしい情報にうまくたどり着けない場合が多いので出来るだけ新しめの記事を探して知識をアップデートしていきましょう