TextMeshProとはもとはアセットだったものがUnityが買い入れ標準装備になったアセットです。
最新バージョンのLSTなら標準装備で入っているのでそのまま使用する準備だけで簡単に利用が出来ます。
では標準のTextとでは何が違うのかと言うとマテリアルが使えるようになることです。
Textではアウトラインの追加やより綺麗にするためのことはできないのですがTextMeshProを使えば簡単に実装が出来るようになります。
私もつい最近使い始めたのですがこれまた便利ですね。
今までGIMPで編集してたのですがこれからは直撮りそのままでも出せちゃうかもしれませんね。
本題
それでは本題になります。
デフォルト状態のTextMeshProでは当たり前ですが日本語対応していません。
なので自分でフォントを落としてきて自分で使えるようにする必要があります。
フォントは商用可能やらのフリー素材がそこら中にあるのでまずは好きなものをダウンロードしてください。
次に
次に落としてきたフォントをTextMeshPro対応にすることをやります。
UnityのWindow→TextMeshPro→FontAssetCreater
の順番に開いていってください。
そうするとウィンドウ画面が出てくるので一番上のSource Font Fileを先ほど落としてきたフォントを設定。
AtlasResolutonを両方一番下の8192を選択。
Character SetをCustom Charactersを選択。
Custom Character Listというものが出てきます。
『日本語文字コード範囲指定(ascii・ひらがな・カタカナ・第一水準および第二水準(JIS-X0208-1997)に含まれる漢字) · GitHub』
のページにとび日本語コードを右側にあるDownLoadZipを押してダウンロードしてきてください。
ダウンロードしたものを解凍し適当な場所に保存したら中身を開きすべてコピーしたら先ほど作ったCustom Character Listへペーストをしぶち込んでください。
そしたらGenerate Font Atlasを押してしばらくしたらTextMeshPro対応した専用のフォントが完成。
問題がなければそのままSAVEを押して終了です。
最後にTextMeshProテキストに先ほど作ったフォントを設定したら準備完了が終わりました。
今後も同じ工程でお好きなフォントを作ることができるようになりました。
TextMeshProの出来ること
では標準装備のTextでは出来なかったマテリアルの説明をします。
細かい設定は実際に手で動かして覚えたほうが早いので割愛。
メインとなるのはマテリアル項目になります。
テクスチャーを設定したりアウトラインを簡単に設定することができます。
Face
Color:文字の中の色を変える
SoftNess:0のままでいい
Dilate:0のままでいい
OutLine
color:アウトラインの色を変える
Thickness:アウトラインの太さを変える
他にもいろいろと設定項目がありますが実際に手を動かしてどういうものかをつかんだほうが早いと思います。
よく使うのはこの二つかなって思います。
他にもテクスチャを設定すればその通りになるし色々試してみてください。
通常のTextでは表現できなかったものも簡単に動かせるようになります。
なおスクリプトから動かすなら『using TMPro』をつけるのを忘れずに。
テキストを動かしたいならTextMeshProUGUIが対象となります。
TextMeshProUGUI testText;
void Start()
{
testText.text="TEST";
}
とまあ通常のテキストとほとんど使い方は同じになります。
他にも便利機能をご紹介していきますね。